空気式自動ドア設置改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/19 01:52 UTC 版)
「ロンドン地下鉄1906形電車」の記事における「空気式自動ドア設置改造」の解説
1920年から1924年にかけて1920形電車(英語版)と編成を組むため、フランス製のゲート形制御電動車20両について空気式自動ドアを設置する改造が行われた。当初はゲート形全車を同様に改造する計画だったため、各種の試作要素が各車両に盛り込まれ、改造の両数の割には工事に長期間を要している。最初の2両の改造はキャメル・レアード(英語版)で行われ、車体中央部に両開きの扉を新設し、車端部のデッキに扉を設けた。18両はグロースター客貨車製造(英語版)で改造された。最初の2両は車端部に外吊り式の扉を備え、残りの16両は車端部に引き戸が備えられた。この20両は1930年にスタンダード形電車の制御電動車に置き換えられるまで1920形と編成を組んで運用された。
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