穴の中に瓶を入れる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 02:07 UTC 版)
次いで穴の中に瓶を逆さに入れる。この時、砂の中に瓶が埋まらないように、砂の上にコンクリートブロックなどを置き、その上に瓶を乗せるようにする。瓶を置いた後は、瓶と穴の壁(もしくは井戸枠)の隙間に砕石を入れる。砕石は瓶の底(空洞の天井部)と同じ高さまで入れる。その後はネットを引きその上に砂利を敷く。この際、瓶の底の穴管を通すなど、排水が水滴となって瓶の中へ落ちるための工夫を施す。工夫を施さない場合、水は瓶の側面を伝うだけで水滴とならない場合がある。また、砂利などが穴の中に落ちないようする。 ちなみに瓶の口をモルタルで塞いでいない場合の瓶の置き方には以下のようなものがある。 瓶の口を直接土に触れる形で逆さに置く方法 穴の底に受け皿を敷いてその上に瓶を逆さに乗せる方法 瓶の上に別の瓶を逆さに乗せることで蓋をする方法。 この後、手水鉢を設置する。水琴窟に流れ込む排水の量が多すぎると良い音が出ない場合があるので、水琴窟の口とは別の排水口も設置する。
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