稲葉継雄とは? わかりやすく解説

稲葉継雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 00:15 UTC 版)

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稲葉 継雄(いなば つぎお、1947年 - )は、日本教育学者歴史学者教育学博士(九州大学)。唐津市教育長九州大学大学院人間環境学研究院教授兼韓国研究センター長。専門は比較教育学、朝鮮教育史。

略歴・人物

1947年、佐賀県唐津市に生まれる。唐津東高―九州大学教育学部卒。 韓国高麗大学に三年間留学し、韓国語をマスターした。 筑波大学勤務を経て母校・九州大学に戻り、1997年に教授就任。 2004年7月から教育学部長就任(任期二年)。

主に旧韓末~植民地期朝鮮の教育史を専門とし、従来主流だった朝鮮人に対する教育のみならず、広く朝鮮における内地人(日本人)に対する教育についての、実証的な研究を行った先駆者の一人。

単著に『旧韓国~朝鮮の「内地人」教育』(九州大学出版会、2005年)、『旧韓国~朝鮮の日本人教員』(九州大学出版会、2001年)、『旧韓国の教育と日本人』(九州大学出版会、1999年)『旧韓末「日語学校」の研究』(九州大学出版会、1997年)がある。

著作

単著
  • 『旧韓国―朝鮮の「内地人」教育』 九州大学出版会、2005年11月。ISBN 978-4873788845
  • 『旧韓国の教育と日本人』 九州大学出版会、1999年10月。ISBN 978-4873786063
  • 『旧韓国〜朝鮮の日本人教員』 九州大学出版会、2001年12月。978-4873787046
  • 『旧韓末「日語学校」の研究』 九州大学出版会、1997年11月。ISBN 978-4873785240
訳書
  • 尹泰林(著)馬越徹(訳)『韓国人―その意識構造』 高麗書林、1975年。ASIN B000J9OIQY
自費出版
  • 『東亜同文会の韓国における教育活動―筑波大学プロジェクト研究報告』 1985年3月。ASIN B000J6NZZ2
  • 『東京高等師範学校と韓国・朝鮮の教育〈その1〉茗渓会関係者の半島進出』 1984年3月。ASIN B000J6OM2C

参考文献

  • 読売新聞『朝鮮人・韓国人観 九州大教授 稲葉 継雄さん』 2003年1月11日付

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