秩父鉄道広瀬川原車両基地車両脱線
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「秩父鉄道広瀬川原車両基地車両脱線」の解説
2012年(平成24年)8月6日 9時32分頃(車両脱線、輸送障害) 秩父鉄道広瀬川原駅構内の広瀬川原車両基地内にて、「SLパレオエクスプレス」運転のために構内を入れ換え中だったC58形363号機が転轍器通過時に進行方向右側へ脱線した。秩父鉄道の発表では係員の手違いが原因とされている。負傷者は発生しなかったが、脱線の影響でC58形363号機は車軸折れや車輪ゆがみなど損傷が大きく、修理に約半年を要することから「パレオエクスプレス」は2012年内は電気機関車での牽引となった(C58形は2013年3月20日の運行より復帰)。 日本国有鉄道(国鉄)における蒸気機関車全廃後、動態保存運転に使用されていた蒸気機関車が脱線を起こしたのは、JR・私鉄を通してこれが初めてである。
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