秀ふじ(ひでふじ) - いしのようこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:09 UTC 版)
「さくら心中」の記事における「秀ふじ(ひでふじ) - いしのようこ」の解説
42 - 47歳(第1部)→56歳 - (第2部)→61歳(第3部)。奥飛騨温泉の料亭『瑞郷』の芸者。桜子の実母で篠笛の名手。かつては慈慧寺の住職と同棲し、寺に預けられた比呂人を我が子のように育てていたが、住職への腹いせに慈慧寺の千年桜の下に桜子を捨てる。桜子が9歳の時にひと目姿を見るために「いさみ酒造」を訪れ、その後郁造と愛人関係になる。桜子に歪んだ愛情を抱く郁造と桜子の身代わりに心中を図るが、一命をとりとめる。それ以降は座敷に出ず、影笛でしのいでいたが、芸者を辞め、朝日町で小料理店『ふじ川』を開き、皆の相談相手をしている。明美に手切れ金を渡して解決を試みたり、サプライズ結婚式を企画したりと、勝と共に、桜子・比呂人・さくらを見守り助けている。芸者を辞めた後も源氏名の秀ふじで呼ばれていたため、本名は本編中で触れられていない。
※この「秀ふじ(ひでふじ) - いしのようこ」の解説は、「さくら心中」の解説の一部です。
「秀ふじ(ひでふじ) - いしのようこ」を含む「さくら心中」の記事については、「さくら心中」の概要を参照ください。
- 秀ふじ - いしのようこのページへのリンク