神話の中のネフティス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 14:36 UTC 版)
兄セトの妻であったネフティスだが、長兄オシリスに恋焦がれ、オシリスと関係を持とうと必死になり、酒でオシリスを酔わせたり、妻イシスに変装したりと様々な手段を使った。その結果、オシリスとの子を得ることに成功する。オシリスとネフティスとの間に生まれた不義の子がミイラづくりの神アヌビスである。しかし、セトの怒りを恐れたネフティスはアヌビスを捨ててしまう。姉イシスと妹ネフティスの間には、オシリスを巡ってさぞかし確執があるように思えるが、二柱はオシリス復活のため共闘関係を結んでいる。オシリスがセトに殺害され身体をバラバラにされた際には、これを探すイシスにネフティスは同行し手助けする。オシリスの復活に協力したことから、死者の守護神となり、葬祭の女神となった。
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