神話におけるタネ・マフタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/31 02:55 UTC 版)
「タネ・マフタ」の記事における「神話におけるタネ・マフタ」の解説
マオリの神話によれば、タネ・マフタは父なる天空神ランギヌイ(Ranginui; もしくは単に Rangi)と母なる地母神パパトゥアヌク(Papatuanuku; もしくは単に Papa)の息子とされている。しかし両者は抱き合ったままだったので外へ出ることができなかった。そこでタネマフタは父を押し上げると、巨木で支えて落ちてこないようにした。すると大地に太陽があたり、植物と動物が育ち始めた。茂った植物は母なる大地に森を纏わせた。森に棲む全ての生物はタネ・マフタの子供であると考えられている。 この神話は、エジプト神話にある、大地の神ゲブ(兄にして夫)と天空の女神ヌト(妹にして妻)が抱き合っていてシューによって引き離される話と類似性がある。
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