神武山と上水道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 16:42 UTC 版)
豊岡市出身の実業家・中江種造は鉱山事業で得た莫大な利益を豊岡市の上水道建設に出資した。財源が確立すると急速に整備が進み、1922年(大正11年)3月には上水道が完成した。兵庫県下では神戸市、尼崎市、高砂市につぐ四番目の上水道の誕生であり、全国でも49番目に創設する事となった。さらに中江氏は「水道使用料の剰余金から百万円を積み立て、これを町の奨学基金とする」と言う条件を付けた。 1925年(大正14年)3月、町議会は中江種造の功績を称え、寿公園に銅像を建設した。
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