神戸映画資料館とは? わかりやすく解説

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神戸映画資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/10 07:01 UTC 版)

神戸映画資料館
Kobe Planet Film Archive
施設情報
正式名称 神戸映画資料館
専門分野 映画
収蔵作品数 18000本以上
(2020年4月時点[1])
約16000タイトル
(2017年7月時点[2]
館長 安井喜雄[2]
事業主体 新長田まちづくり株式会社[3](2007年〜2019年)
管理運営 神戸プラネット[3](2007年〜2019年)
開館 2007年3月25日
所在地 653-0036
日本
兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目5番1号
アスタくにづか1番館北棟2階
位置 北緯34度39分15.7秒 東経135度8分46.4秒 / 北緯34.654361度 東経135.146222度 / 34.654361; 135.146222座標: 北緯34度39分15.7秒 東経135度8分46.4秒 / 北緯34.654361度 東経135.146222度 / 34.654361; 135.146222
最寄駅 新長田駅
最寄バス停 神戸市バス「大橋5丁目」停留所
国道2号沿い)
最寄IC 阪神高速3号神戸線湊川出入口
外部リンク http://kobe-eiga.net/
プロジェクト:GLAM
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神戸映画資料館(こうべえいがしりょうかん)は、兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目5番1 アスタくにづか1番館北棟2階にあるフィルム・アーカイヴである。映画のフィルム及び映画に関する資料を収集しており、ミニシアターを併設する。

歴史

個人的に映画フィルムの収集を行っていた安井喜雄が、1974年同好の士らと共に大阪に開設したプラネット映画資料図書館を前身とする[4]神戸市の協力を受けて、プラネット映画資料図書館のフィルムや関連資料を引き継ぐ形で2007年(平成19年)3月25日に神戸映画資料館は開館した。当初は「新長田まちづくり株式会社」が事業主体となり、安井が代表を務める「神戸プラネット」が運営委託を受けていた。2009年より神戸プラネットの独立採算事業となる。

2019年(令和元年)11月に安井喜雄が理事長を務めるNPO法人「プラネット映画保存ネットワーク」が設立され、神戸映画資料館の運営を引き継いだ[1]

収集・展示

2020年の時点で18000本以上の映画フィルムを所蔵し、民営では日本最大規模のフィルム・アーカイヴである[1]失われた映画の発掘も積極的に行っている[5]

館内には映画製作に使用する機材、映画関連の書籍、映画グッズなどが展示されている。また38席のミニシアターも併設されており、週末には所蔵作品や映画史上の名画の上映会などを行っている。上映会が行われていない時間帯のミニシアターは貸しイベント会場となっている。

交通アクセス

外部リンク

脚注

  1. ^ a b c 神戸映画資料館とは 神戸映画資料館公式ウェブサイト
  2. ^ a b 西原幹喜 (2017年7月23日). “もっと関西 民間で国内最大 神戸映画資料館10周年 埋もれたフィルムに光(カルチャー)”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). https://www.nikkei.com/article/DGXLASIH18H0B_Y7A710C1AA2P00/ 2018年11月17日閲覧。 
  3. ^ a b 神戸映画資料館を支える会 会議2010”. 神戸映画資料館 (2010年1月30日). 2018年11月17日閲覧。
  4. ^ 山根貞男『映画を追え:フィルムコレクター歴訪の旅』草思社、2023年2月、12-13頁。ISBN 978-4-7942-2614-3 
  5. ^ 『映画を追え』草思社、14-29頁。 



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