神戸まつり事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 05:43 UTC 版)
1976年5月15日に発生した、暴走族が群衆を巻き込んで引き起こされた暴動。1974年頃から暴走族が集まるようになったことを問題視した主催者は、1976年のまつりでは午後5時にイベントを終了させることとしたが、暴走族見物を目当てにした群衆がそのまま居残った。午後9時ころまでに群衆は1万人ほどに膨れ上がったことから、兵庫県警察はフラワーロード一帯を閉鎖、しかし徐々に群衆が暴徒化してタクシーを含む多数の自動車が横転された上、放火された。また、暴徒を取材中していた神戸新聞のカメラマン1人が写真撮影中に暴行を受けて死亡、警察官を含む21人が負傷し、暴走族8人が逮捕されるなどの惨事となった。
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