神となった後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 05:01 UTC 版)
神に仲間入りを果たした後、ディオニューソスはヘーラーとも和解している。ヘーラーは息子ヘーパイストスの罠に掛かり、黄金の椅子に拘束され身動きが取れなくなっていた。神々はヘーラーを解放させるため、ヘーパイストスをオリュンポスに招待するが、母に捨てられた憎しみから、彼は応じない。そこで、ディオニューソスはヘーパイストスに酒を飲ませ、彼を酔わせた状態でオリュンポスに連行しようと考えた。この功績により、彼らの和解が叶うところとなった。 また、彼はオリュンポス十二神の一柱として数えられることもある。これは、元々十二神だったヘスティアーが、彼が十二神に列せられないことを哀れんで、その席を譲ったためとも言われている。
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