祖父アクリシオスの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:36 UTC 版)
その後、ペルセウスは妻や母と共にアルゴスに帰国したが、このことを伝え聞いたアクリシオスはペルセウスを恐れてアルゴスから逃亡し、ペルセウスはアルゴスの王となった。 あるとき、ペルセウスはラーリッサの街で開かれた競技会の円盤投に出場した。だがペルセウスが投げた円盤が観客席に飛び込み、ある老人に当たって死なせてしまった。その老人こそアクリシオスで、こうして神託は実現した。ペルセウスは自分が殺してしまった祖父の国土を継承することを恥じ、ティーリュンスの王メガペンテース(プロイトスの子)のところに行って国土の交換を行い、ミデア、ティーリンス、ミュケーナイの支配者となった。
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