社会保険庁 (琉球政府)

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社会保険庁 (琉球政府)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/07 14:37 UTC 版)

社会保険庁（しゃかいほけんちょう）とは、琉球政府厚生局の外局で、各種社会保険事業の運営を目的として1965年に設置された。当初は「保険庁」という名称だった（1966年に改称される）。那覇市・コザ市・名護市・平良市・石垣市に社会保険事務所を設置した。

所掌事務は本土の社会保険庁と同じであるが、本土の社会保険庁の管轄外である「労働者災害補償保険」「雇用保険」「公務員共済」も所管した。

1970年に返還が正式に決まったため、「労働者災害補償保険」「雇用保険」「公務員共済」を総務局や労働局に移管し復帰に備えた。本土復帰後は、本土の社会保険庁に継承された。

参考文献

• 照屋栄一 『沖縄行政機構変遷史 明治12年～昭和59年』照屋栄一、1984年8月15日。NDLJP:9775065。 

関連項目

• 琉球政府
• 厚生局
• 社会保険庁（厚生労働省外局）
• 沖縄社会保険事務局

Weblio日本語例文用例辞書

「社会保険庁 (琉球政府)」の例文・使い方・用例・文例

• 社会保険庁や厚生労働省への不信感は募る一方である。
• 社会保険庁は，年金のずさんな管理で国民を裏切った。