硝酸グアニジニウムとは? わかりやすく解説

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硝酸グアニジニウム

分子式HNO3 CH6N3
その他の名称Nitric acid guanidine-1-yl ester、硝酸グアニジニウム、Guanidinium・nitric acid
体系名:グアニジニウム硝酸


硝酸グアニジン

(硝酸グアニジニウム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 06:32 UTC 版)

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硝酸グアニジン
識別情報
CAS登録番号 506-93-4
PubChem 10481
EC番号 208-060-1
特性
化学式 CH6N4O3
外観 白色の結晶
密度 1.436 g/cm3
融点

213 °C, 486 K, 415 °F

への溶解度 可溶
危険性
安全データシート(外部リンク) MSDS
EU分類 酸化剤(O)
NFPA 704
1
2
4
Rフレーズ R20 R21 R22 R36 R38
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

硝酸グアニジン(しょうさんグアニジン、Guanidine nitrate)は、ガスジェネレータや固体ロケットの燃料・推進剤に使用される高エネルギー燃料である。化学式はCH6N4O3、構造はH2N-(C=NH)-NH2・HNO3。グアニジン硝酸塩であり、正名(IUPAC)は硝酸グアニジニウムである。

爆速は4495m/s(0.8)、トラウズル値は43。アルコールに可溶で、急激な加熱や衝撃により爆発する。消防法第2条第7項及び別表第一第5類10号、危険物の規制に関する政令第1条により危険物第5類(自己反応性物質)に指定されている。

用途

混合爆薬の成分,ニトログアニジンの原料、高級窒素肥料としても研究された事がある。自己燃焼による熱分解で窒素と二酸化炭素と水蒸気のガスを生成する特性を利用してイギリスで1948年に発売されたJETEXやそれの国産版のタイガーロケッティで推進剤として使用された。

製法

ジシアンジアミド硝酸アンモニウムを混合融解させる

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