トラウズル値とは? わかりやすく解説

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トラウズル値

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/06 21:20 UTC 版)

トラウズル値(トラウズルち)とは、トラウズル試験によって測定される爆薬仕事量を表す値。鉛壔試験値ともいう。トリニトロトルエンの爆発威力を100として表す。

海上保険においては危険物を輸送する場合の危険度を判断する指標としても用いられる。

代表的な爆薬のトラウズル値

爆薬 下限 上限
HNIW 253
ニトログリコール 187 205
ニトログリセリン 185
ペンスリット 170 181
RDX 164 170
HMX 153
ニトロセルロース 130 142
テトリル 129
ピクリン酸 103 111
DDNP 110
TNT 100
硝酸アンモニウム 59 75
黒色火薬 55
トリシネート 42
アジ化鉛 40

関連項目

  • RE係数 - TNTの破壊力を1とした各火薬の破壊力の比率。



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