砂川市猟銃所持許可取り消し事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:58 UTC 版)
「猟友会」の記事における「砂川市猟銃所持許可取り消し事件」の解説
砂川市猟銃所持許可取り消し事件は、2018年8月に北海道砂川市の依頼を受けて市職員と警察官立ち会いの下でライフル銃により仔ヒグマを駆除した猟友会構成員(当時北海道猟友会砂川支部長)が、公安委員会の許可なしに発砲したなどとして鳥獣保護法違反の疑いで書類送検され、不起訴後の2019年4月に銃の所持許可を取り消された事件。 この件を受けて、道猟友会の構成員らが銃による駆除を自粛したため、その後のクマ被害対策に影響を及ぼした。2020年5月、支部長は処分取り消しを求めて提訴した。 事件の不可解な経緯については様々な憶測があるが真相は不明。また、猟友会に対策を丸投げしてきた行政や、猟銃免許の存在意義などの問題点が浮かび上がった。 2021年12月17日、札幌地裁は処分取り消しの判決を下した。
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