砂利運搬船との衝突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/05 17:15 UTC 版)
「神高丸 (初代)」の記事における「砂利運搬船との衝突」の解説
1984年11月27日、6時35分ごろ、神戸港から高松港に向かっていた本船は、明石海峡西口、江埼灯台の西北西3,950メートルの地点で同様に西航していた砂利運搬船第十一富栄丸と衝突した。富栄丸の船首が本船の右舷側後部に後方から約25度の角度で衝突、本船は右舷後部外板に軽微な凹傷を生じ、富栄丸は船首左舷外板に凹傷を生じた。事故原因は、本船が先航する第十一富栄丸とその左方を同航していた第三船を中央から追い越す態勢で航行中、前路を右方に横切る第三船を認めた際に、第十一富栄丸から十分な横距離をとるか、減速して追越しを遅らせることなく、第十一富栄丸に著しく接近して追越す針路に転じたため、とされた。また、船長が、部下に対して追い越しの際に距離を保つ指導が不十分であったこと、当直者の操船が不適切であったことが指摘された。
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