矢取り女(やとりめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 18:26 UTC 版)
江戸後期に的屋(まとや)が営む矢場で雇われた女性。客の放った矢が的の一定の場所内に当たると、太鼓を打ち鳴らして「あたぁ〜りぃ〜」と声を上げる。矢を掻い潜りながら的に刺さった矢や落ちている矢を拾い集め、矢が飛び交う中を舞う様に駆け回るのが、一つの芸であった。また特別な日には最高の賞品として一定の条件を満たせば気に入った矢取り女と閨を共にする事が出来た。
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