眼瞼ヘルペス
・眼瞼ヘルペス (herpes palpebrae) ![]() |
単純ヘルペスウィルスによるものと帯状へルペスウイルスによるものとこつに分けられます。前者は,熱性疾患など全身の抵抗力が低下した際に多く発症し,幼児,思春期の子どもによくみられます。数個の小水疱がまぶたにでき,ときに結膜洩胞を生じ,角膜へルペスを伴うことがあります。まぶたの小水疱は1~2週間で治ります。後者は三叉神経の第1枝の支配領域にはげしい頭痛とともに多数の小水疱ができます。まぶたに限らず,額や頭にもできますが,顔の右か左かどちらか半分にだけ出るのが特徴です。3~6週間で治りますが瘢痕が残ります。約40%に角膜へルペスが現われ,虹彩毛様体炎などの合併症を伴うこともあります。 |
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