相殺と当事者の合意とは? わかりやすく解説

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相殺と当事者の合意

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 21:43 UTC 版)

相殺」の記事における「相殺と当事者の合意」の解説

相殺上記のようにその要件方法および効果法定されている。民法上に定められ一方から相手方対す意思表示による相殺法定相殺という。ただ、これらの民法上の相殺規定当事者間合意による相殺排除するものではない。当事者間契約による相殺相殺契約という。相殺契約では、相殺適状満たす同時に相殺される旨の合意方法に関する特約)や、相殺効果遡及させない旨の合意効果に関する特約)などが可能となる。 また、相殺予約というものがなされる場合もある。これは相殺契約予約意味する場合もあるが、停止条件相殺契約先にあげた方法に関する特約と同様)や、準法定相殺を指すこともある。準法定相殺とは、相殺それ自体はあくまで法定相殺だが、相殺適状満たす条件緩和する合意なされる場合である。例えば、信用状の不安が生じた場合には直ち相殺適状発生する旨の合意である。

※この「相殺と当事者の合意」の解説は、「相殺」の解説の一部です。
「相殺と当事者の合意」を含む「相殺」の記事については、「相殺」の概要を参照ください。

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