相対的購買力平価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:34 UTC 版)
為替相場は2国における物価水準の変化率に連動するという考え方。またはそれによって求められる為替相場。正常な自由貿易が行われていたときの為替相場を基準にして、その後の物価上昇率の変化から求められる。現在はこの求め方が主流となっている。 A国の相対的購買力平価=基準時点の為替相場×A国の物価指数÷A国国外の物価指数 基準時点については、(日米間の場合)日米ともに経常収支が均衡し、政治的圧力も無く自然に為替取引が行われていた1973年(特に4-6月期の平均=1ドル265円)が選ばれている。 これが厳密に成立するには全ての財・サービスが同じ割合で変動しなければならない。
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