直線形二酸化物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 04:53 UTC 版)
一般式CnO2またはO=(C=)nOで表される炭素酸化物は、枝分かれしていない炭素原子の鎖を持ち、その両端に酸素原子がくっついている構造を持つ。 CO2 または O=C=O、二酸化炭素 C2O2 または O=C=C=O、極端に不安定なエチレンジオン C3O2 または O=C=C=C=O, 準安定な亜酸化炭素または二酸化三炭素 C4O2 または O=C=C=C=C=O, 二酸化四炭素または1,2,3-ブタトリンエン-1,4-ジオン C5O2 または O=C=C=C=C=C=O、二酸化五炭素、この溶液は常温で安定であり、純物質は−90 °C以下で安定である。 n = 7:p.97、17、19、21:p.95のものなど、さらに多くの炭素原子を含んだものが低圧力気相中または極低温のマトリックス内で微量検出された。
※この「直線形二酸化物」の解説は、「オキソカーボン」の解説の一部です。
「直線形二酸化物」を含む「オキソカーボン」の記事については、「オキソカーボン」の概要を参照ください。
- 直線形二酸化物のページへのリンク