白戸圭一とは? わかりやすく解説

白戸圭一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 14:09 UTC 版)

白戸 圭一(しらと けいいち、1970年-)は日本のアフリカ地域研究者。立命館大学国際関係学部教授。

来歴

埼玉県出身。市立浦和高等学校[1]立命館大学国際関係学部卒業、立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了後、1995年毎日新聞社入社。鹿児島支局、福岡総局(現西部本社報道部福岡本部)、外信部、ヨハネスブルク特派員、政治部ワシントンD.C.特派員を経て2014年3月退社。三井物産戦略研究所に入社後、主席研究員、欧露中東アフリカ室長などを経て退職。2018年4月より現職。

単著「ルポ資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄」(東洋経済新報社)で第53回日本ジャーナリスト会議賞受賞、第9回新潮ドキュメント賞最終候補。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授、三井物産戦略研究所客員研究員、ササカワアフリカ財団理事を兼務。

人物

立命館大学時代は探検部に所属し、1991年ニジェールの半砂漠地帯の村でテント生活をした。そのときの模様を映像に収めてテレビ番組を制作し、『アフリカはいつもハッピー』という紀行文も探検部の共著で執筆した。この経験でアフリカに関心を持ったという。後に立命館大学探検部の顧問を務めている[2]

著作物

単著

  • 『ルポ資源大陸アフリカ――暴力が結ぶ貧困と繁栄』 東洋経済新報社、2009年 朝日文庫(解説:成毛眞)、2012年
  • 『日本人のためのアフリカ入門』 ちくま新書、2011年
  • ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』新潮社、2017年
  • 『アフリカを見る アフリカから見る』 ちくま新書、2019年
  • 『はじめてのニュースリテラシー』ちくまプリマー新書、2021年

共著

  • 『アフリカはいつもハッピー』(かもがわ出版、1993)
  • 『新生南アフリカと日本』(勁草書房、1994)
  • 『南アフリカと民主化』(勁草書房、1996)
  • 『地域研究調査法を学ぶ人のために』(世界思想社、1996)
  • 『社会開発論』(有信堂高文社、2001)
  • 『新神への挑戦』(毎日新聞社、2002)
  • 『巨龍 中国の実像』(毎日新聞社、2002)
  • 『脱米潮流』(毎日新聞社、2006)
  • 『南アフリカを知るための60章』(明石書店、2010)
  • 『社会人のための現代アフリカ講義』(東京大学出版会、2017)
  • 『アフリカ安全保障論入門』 (晃洋書房、2019)
  • 『プライマリー国際関係学』(ミネルヴァ書房、2021)

脚注

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