発足前の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 04:34 UTC 版)
大正時代も終わりになると、阪神電気鉄道・阪神急行電鉄(阪急)・南海鉄道・京阪電気鉄道・大阪電気軌道(大軌)の通称「大阪五大電鉄」(なお昭和期に阪和電気鉄道と大阪鉄道(大鉄)が加わって、一時は「七大電鉄」となる)により、大阪を中心として各地へ向かう現在の鉄道路線の多くが整備されていた。 京都と奈良の2つの古都を結ぶ鉄道は鉄道省(国鉄)の運営する奈良線が1896年(明治29年)に開通していただけであり、これは蒸気運転であって速度は低く、列車本数も1日12往復と少ないので都市間交通としては不便であった。
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