トリガーポイント
(発痛点 から転送)
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トリガーポイント(英: trigger point)とは、圧迫や針の刺入、加熱または冷却などによって関連域に関連痛を引き起こす体表上の部位のことである[1]。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こす部位であることに注意が必要である。平たく言えば、患者が指摘する最も凝りの強い部位、あるいは痛みが存在する部位で、しかも圧迫により痛みが周囲に広がる部位と考えられる。トリガーポイントの留意点としては、疼痛を自覚している部位に多くは存在するけれども、かけ離れた部位に見いだされることもある点である[2]。
- ^ 森本ら, p. 17.
- ^ a b 森本ら, p. 18.
- ^ “頑固なコリの真犯人!“慢性痛”徹底対策2”. NHK (2009年3月4日). 2016年1月14日閲覧。
- ^ “治療”. 筋膜性疼痛症候群(MPS) 研究会. 2016年1月14日閲覧。
- ^ a b 一般社団法人日本ペインクリニック学会『がん性痛に対するインターベンショナル治療ガイドライン』真興交易医書出版部、2014年3月1日、5頁。ISBN 4880038814 。
- ^ 小山 なつ. “痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief - 筋痛(MPSとFMS)”. 2016年1月15日閲覧。
- ^ 森本ら, p. 19.
- ^ 森本ら, p. 20.
- ^ 森本ら, p. 22.
- 1 トリガーポイントとは
- 2 トリガーポイントの概要
- 3 外部リンク
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