発売差し止め騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 16:49 UTC 版)
松下の著書の発売を巡り、当時東北楽天ゴールデンイーグルス監督であった野村克也が出版差し止めを申し入れたが、出版社が発売を強行したため騒動となった。 2009年、松下は自身の週刊誌の連載を纏めた著書『捕手ほど素敵な商売はない――森祇晶vs野村克也』を上梓した。しかし、野村は同書の出版について何も知らされていなかった。野村と妻の沙知代は、発売数週間前に掲載された新聞広告で同書の存在を初めて知り、困惑した。 野村は出版元の朝日新聞出版に対し、弁護士を通じ出版差し止めを要求したが、朝日新聞出版は発売3日前の7月18日、一方的に同書の出版を知らせるファックスを野村宛に送付、同書の発売を強行した。野村は「俺にひと言の断りもなく。そりゃ女房も怒るわな。“森さんに許可を得た”と言うんやけど、森のところに行って、なんで俺のところに来ないんだ。ふざけんじゃないって」「(松下は)森と親しいらしくて、森の名前じゃ売れないから、俺の名前を使ったんだろう?見え見えだ。今、俺の名前を使えば、1万部ぐらいはでるだろうから」などと指摘した。 松下茂典に対し、野村は「松下なんて全然面識もないし、どんなヤツかもしらん」としている。
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