瘢痕の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 21:18 UTC 版)
1967年以前に実施されていたBCG皮内注射法による瘢痕との相違は、BCGでケロイドを生じなかった場合、瘢痕全体が陥没し、瘢痕面自体は平滑で色調も均一であるのに対し、定型的な種痘瘢痕では瘢痕外縁部のみが陥没して周囲の正常な皮膚よりも濃い色を呈し、瘢痕中心部分は肥厚して光沢を放ち、周囲の皮膚よりむしろ薄い色を呈する点(画像参照)と、BCGは基本的に左上腕に接種され、右上腕に接種された例は極めて稀である点で区別できる。ただし、種痘を左上腕に接種された例は少ないながらも一定数確認されている。また、2000年代頃から「種痘の跡で年齢がバレる」等の話題がインターネット上で取り上げられるようになり、主に女性にとっては悩みの種となっている。なお、美容整形外科のホームページ等でも施術例として「種痘の跡を切除」という内容があるので、種痘の跡にコンプレックスを感じている女性は一定数いるものと推察される。
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