番 (動物学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:06 UTC 版)
番(つがい、番い、英: pair[1])とは、何らかの絆を持った子孫を生み出すために時間をかけて協力する一対の動物の組み合わせのこと[2]。例えば、多くの鳥類は繁殖期、種によっては生涯にわたって番を結んで交尾を行う。例えば、繁殖中の2羽の鳥が分担して巣を作ったり、卵を孵化させたり、幼鳥に餌を与えて保護する作業を行う。しかし、マウンテンゴリラのように雄が雌のハーレムを持つ場合には、この用語は一般的に用いられない。
番と呼ばれる組み合わせは、通常脊椎動物のみに見られるが、ロードハウナナフシのような例外もある。両生類や爬虫類において番は稀であるが、オーストラリアのマツカサトカゲの仲間は長期的な番を持つ例外にあたる。魚類の中では短期的な番を形成するが、フレンチエンゼルフィッシュは長期にわたる番を形成すると考えられている。鳥類では番はかなり一般的である。哺乳類では番は珍しく、雄と雌が交尾のためだけに出会うか(例: ヒグマ)、優位な立場の雄が雌のハーレムを持つ(例: セイウチ)のが一般的である。
脚注
- ^ 日本鳥学会用語委員会 編『鳥類学用語集』日本鳥学会、2006年、117,284頁。
- ^ Gaston, A. J. "The evolution of group territorial behavior and cooperative breeding." The American Naturalist 112.988 (1978): 1091-1100.
関連項目
「番 (動物学)」の例文・使い方・用例・文例
- 五番街のデビッド・クーパーという人の電話番号を数えてください
- 彼女が秋祭りを一番うまくまとめることができる
- 口座番号
- クラブの一番積極的なメンバー
- 彼の番組は2000年に始まった
- 彼女は5人の子どものうちで3番目だった
- だれか彼女の電話番号を知っていたら教えてください
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- その番組の視聴者は200万人以上だといわれている
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