画像による比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 01:01 UTC 版)
小絞りボケの実態を示すために、同じ木彫りの人形を同じカメラ、同じレンズ(焦点距離90ミリの固定焦点レンズ)で、三脚を用いて被写体との距離、アングルを固定し、露出が変化しないように絞りを変化させて撮影した(露出値が変化しないよう、シャッター速度は変化させている)。 写真1は絞りF2.8で撮影した写真の全体像である。なお、肩の部分などがぼけているのは、「小絞りボケ」ではなく被写界深度が浅いことが原因である。カメラはAPS-Cサイズのデジタル一眼レフである。 小さい画像ではボケの実態が表現できないので、写真1を等倍にまで拡大して、口の周辺をトリミングしたのが写真2である。被写界深度は浅いが、ピントのあっている部分は非常に鮮明かつシャープに写っている。 写真3はF11における同じ部分のトリミングである。F2.8に比べると若干不鮮明である。 写真4はF32における同じ部分のトリミングである。F11に比べさらに不鮮明になっている。このように実際の写真を拡大して比較してみると、小絞りボケの存在が明らかに現れてくる。
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