甲皮と眼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 15:30 UTC 版)
H. victoria の甲皮 H. triangulata の甲皮 フルディアの左右の甲皮(P-element)のバリエーション 他の多くのフルディア科のラディオドンタ類と同様、頭部を包んだ3枚の甲皮(head sclerite complex)は大きく発達している。甲皮の表面はしばしば網目状の構造体が見られ、背側の甲皮(H-element)はしずく型で体長の3分の1を超えるほど長く、左右の甲皮(P-element)は不規則な形で、個体や化石での保存状態によって形がやや異なった場合がある。左右の甲皮は、くちばしに似た前上方の突出部(beak, P-element neck)を介して連結する。これらの甲皮の後端の境目は、あわせて太い眼柄を囲む窪みとなり、発達した複眼はそこから上向きに突き出している。
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