甲府市指定有形民俗文化財
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 06:31 UTC 版)
武田逍遥軒位牌武田逍遥軒信綱(信廉)が、生前に作成しておいた自己の位牌である。信廉自ら自邸近くの当院に、死の3年前に納めたもので、位牌には「逍遥院殿海天綱公庵主・天正七年己卯年吉辰」とある。信廉は武田信玄の実弟であり、信濃高遠城の城代などを務めている。 また、画家としての活動もみられ、父信虎を描いた武田信虎画像(大泉寺所蔵)、母大井夫人を描いた大井夫人画像(長禅寺所蔵)はともに国の重要文化財に指定されている。位牌は1977年(昭和52年)甲府市指定有形民俗文化財に指定された。原則として非公開である。
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