由緒ある古典部の封印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 12:51 UTC 版)
「氷菓 (小説)」の記事における「由緒ある古典部の封印」の解説
期末試験が終わり、自宅に帰った奉太郎は供恵からのイスタンブールからの手紙で、図書室になかった文集のバックナンバーが、部室の薬品金庫にあることを知る。現部室に金庫はないため、奉太郎とえる、古典部に入部した摩耶花は、供恵の在籍時に部室として使われ現在は壁新聞部の部室である生物講義室を訪れる。しかし壁新聞部部長の遠垣内は部室に文集はないと言い張り、部室の詮索を嫌う素振りを見せる。その態度に不審なものを感じた奉太郎たちは無理を押し切り部室を見せてもらうが文集は見当たらない。益々態度を荒らげる遠垣内を前に、遠垣内の秘密を察した奉太郎はやんわりと脅迫し、文集を古典部部室に持ってこさせる約束を取り付ける。そんな顛末の末、文集『氷菓』のバックナンバーを入手した古典部だが、その『氷菓』こそえるの思い出せない過去に繋がる鍵となっていた。
※この「由緒ある古典部の封印」の解説は、「氷菓 (小説)」の解説の一部です。
「由緒ある古典部の封印」を含む「氷菓 (小説)」の記事については、「氷菓 (小説)」の概要を参照ください。
- 由緒ある古典部の封印のページへのリンク