由多比呂士(ゆた ひろし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:41 UTC 版)
「シャカリキ!」の記事における「由多比呂士(ゆた ひろし)」の解説
由多比呂彦の父にして亀高自転車部の監督。若い頃は非公式ながら当時のアワーレコードの世界記録に並ぶ実力の持ち主で、東京オリンピック代表候補になった知る人ぞ知る名選手だったが、その強化合宿中の事故により選手生命を断たれ、それ以来自転車には乗っていない。選手時代は「ロケット・ユタ」の異名を誇った。無口で背が低く、お世辞にも美男子とは言えない容姿。テルに対しては『もう一人の息子』とも言えるほど、それこそユタが嫉妬するほどの思い入れを持っており、彼が日の本大との合同合宿で大怪我をした際は友人の家で呑んだくれた挙句、責任を取って退職することも考える。物語当初は協調性がない鳩村を主将に抜擢したり、石渡山市民ロードレースでタイヤがパンクした鳩村にタイヤを渡すようにテルに指示するといった行為から、部下の小林たちから反感を受けることもあった。
※この「由多比呂士(ゆた ひろし)」の解説は、「シャカリキ!」の解説の一部です。
「由多比呂士(ゆた ひろし)」を含む「シャカリキ!」の記事については、「シャカリキ!」の概要を参照ください。
- 由多比呂士のページへのリンク