田螺坑土楼群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 14:44 UTC 版)
田螺坑土楼群 歩雲楼 田螺坑土楼群 Tianluokeng は、福建省漳州市南靖県書洋鎮の田螺坑村にある。中国南部に位置し、廈門市からバスまたはタクシーで、曲がりくねった細いでこぼこの山道を4時間走ることになる。田螺坑土楼群は5つの土楼から成り、中央に方形の歩雲楼 Buyunlou、その周囲に3つの丸い土楼と楕円形の土楼との「四菜一湯」で構成されている。 方形の歩雲楼は五点形の中央に位置する。1796年、最初に建てられた土楼である。3階建てで、各階に26部屋ある。階段が4か所、各階の部屋の前に環状通路がある。歩雲楼は1936年に盗賊によって火をつけられ全焼し、1953年に元通りに再建された。 和昌楼 Hechanglou は3階建ての丸い土楼である。 振昌楼 Zhenchanglou は3階建ての円楼、各階に26部屋、1930年に建設。 瑞雲楼 Ruiyunlou は3階建て、各階に26部屋、1963年に建設。 文昌楼 Wenchanglou は3階建ての楕円楼、各階に32部屋、1966年に建設。
※この「田螺坑土楼群」の解説は、「福建土楼」の解説の一部です。
「田螺坑土楼群」を含む「福建土楼」の記事については、「福建土楼」の概要を参照ください。
- 田螺坑土楼群のページへのリンク