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田川誠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 06:07 UTC 版)

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田川 たがわ まこと
生誕 1982年[1]
日本長崎県
著名な実績 美術
公式サイト www.tagawamakoto.com
活動期間 2000年

田川 誠(タガワ マコト、1982年[1] – )は、日本美術家長崎県生まれ。長崎日本大学高等学校デザイン美術科卒業[2]。長崎県美術協会会員。

経歴

  • 1982年 - 長崎市で生まれる[2]
  • 1999年 - 長崎県美術展覧会 長崎県知事賞受賞[2]
  • 2000年 - 美術家としての活動を開始[2]
  • 2005年 - 長崎県美術展覧会 第50回記念賞受賞
  • 2006年 - 長崎県美術展覧会 長崎新聞社賞受賞
  • 2008年 - 都内を中心に活動を開始[2]
  • 2011年 - 父の死をきっかけに、月と猫を題材とした作品群の制作を開始[2]
  • 2013年 - 月と猫の作品群を収録した書籍の出版プロジェクトを開始[2]
  • 2014年 - 作品集『月と猫』出版[2]
  • 2015年 - 調布市文化会館たづくりにて「クリエイティブリユースでアート! 」参加[3]
  • 2015年 - 長崎市立図書館にて「作品集『月と猫』ができるまで」開催[4][5]
  • 2016年 - 調布市文化会館たづくりくすのきホールにて「月と森の記憶」開催[6]
  • 2016年 - ハンセン病をテーマに制作した絵画作品がファッションブランド「tenbo」の服に取り入れられ、東京コレクションで発表[7]
  • 2016年 - 国立ハンセン病資料館にて「ハンセン病×ファッション×アート展」開催[7][8][9][10]
  • 2016年 - 国立ハンセン病資料館にてトークイベント「ハンセン病×ファッション×アート」に登壇[10]
  • 2017年 - 千本プラザにて展覧会「田川誠作品展『ハンセン』」開催[11]
  • 2017年 - 国立ハンセン病資料館にて企画展「じんけんのもり」開催[12]

[13][14][15][16][17]

  • 2021年 - 関戸公民館ギャラリーにて「手でふれるいのちのぬくもり展」ミニ・生命のメッセージ展in多摩&お絵かきワークショップ開催[32]

作風

暗い夜の闇に、森や動物などのファンタジックな題材を描き込む[2]。ブルーやイエローを何度も塗り重ねる独特の色使いは、生まれつきの色覚異常によるところが大きい[1]。絵本の絵柄のようだが、大人の鑑賞を意識している[2]

作品

書籍

  • 『月と猫 田川誠作品集』Peter and Joseph、2014年5月、ISBN 978-4990768416。絵:田川誠、ことば:あさひゆかり、デザイン:川路あずさ、48ページ[2]
    父の死をきっかけに、「出会いと別れ」をテーマに制作された絵画作品23点を掲載している。夜を無数の星々が彩り、闇の中に隠れたひそかな希望を照らし出すような、優しい色彩が深く心にしみてくる。すべてが欠けて見えなくなっても、変わらず頭上にあり見守ってくれる「月」のように、「たとえ姿はみえなくても大切な存在はそばにいる」という、田川が絵に込めたメッセージを、詩人・朝日ゆかりが言葉にし、作品に添えた[33]

メディア出演

テレビ番組

  • 2014年4月 おおむらケーブルテレビ「いきいき大村マイタウン」ゲスト出演
  • 2014年4月 schoo「CAMPFIREに学ぶ!クラウドファンディングのはじめ方」ゲスト出演
  • 2020年8月 広島テレビ「被爆75年企画『Pray for Peace collection 2020 〜折り鶴ドレスファッションショー〜』」平和のアート制作・ゲスト出演

CM

  • 2021年2月 Apple「Macの向こうから - 日本でつくる」

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 「ネットで資金集め」急成長 クラウドファンディング - 朝日新聞 2014年6月10日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k 月と猫と夜大人の童画 サンデーアート - 長崎新聞 2014年5月4日閲覧
  3. ^ 廃材使ったアート作品 ジュニアプレス読売新聞2015年2月28日閲覧
  4. ^ 長崎市出身の田川さん展覧会長崎新聞2015年9月3日閲覧
  5. ^ 色覚障害の画家、ふるさと長崎で作品展朝日新聞2015年9月11日閲覧
  6. ^ 月と森の記憶…調布駅・調布市文化会館たづくりYOMIURI ONLINE2016年3月15日閲覧
  7. ^ a b 差別の歴史に理解を「ハンセン病」テーマにした服、絵画紹介東京新聞2016年11月7日閲覧
  8. ^ ハンセン病資料館で衣装展読売新聞 2016年11月11日閲覧
  9. ^ 衣装に刻んだ悲しき記憶 東コレ出演 ハンセン病回復女性 入所当時の体験語る読売新聞2016年11月15日閲覧
  10. ^ a b ハンセン病ファッションアート展 資料館だより国立ハンセン病資料館2017年1月1日閲覧
  11. ^ アートでハンセン病伝える静岡新聞2017年6月16日閲覧
  12. ^ 手形アート通じハンセン病理解を 東村山で参加型企画展東京新聞2017年11月24日閲覧
  13. ^ 命の価値、アートで訴え パラリンピックに向けたプロジェクト ハンセン病資料館で 26日までタウン通信2017年11月21日閲覧
  14. ^ ハンセン病考える美術展…来場者の手形で公開制作読売新聞 2017年11月20日閲覧
  15. ^ パラ会場に手形アートを 全国に参加呼びかけ朝日新聞 2017年11月20日閲覧
  16. ^ パラ会場に手形アートを 東村山で作品展示朝日新聞 2017年11月20日閲覧
  17. ^ アイユ 僕たちの絵画でハンセン病を知るきっかけを公益財団法人 人権教育啓発推進センター 2019年2月15日閲覧
  18. ^ 〔来場者参加型によるアート展「じんけんのもり」〕「THINK NOWハンセン病」キャンペーンハンセン病制圧活動サイト Leprosy.jp2017年11月14日閲覧
  19. ^ 石だたみ長崎新聞 2018年1月3日閲覧
  20. ^ 祝・市立図書館が開館10周年長崎市役所総合公式 2018年1月5日閲覧
  21. ^ 地域に根ざし…長崎市立図書館が10周年KTNテレビ長崎 2018年1月5日放送
  22. ^ 図書館の開館から10年“ありがとう”を込めて広報ながさき 2018年2月1日閲覧
  23. ^ 障害児らを応援する巨大な手形アート 東京パラへ賛同呼び掛け長崎新聞 2018年2月2日閲覧
  24. ^ あの人この人 長崎市出身の美術家田川誠さん長崎新聞2018年2月16日閲覧
  25. ^ 2019年度春季企画展のご案内 キャンバスに集う~菊池恵楓園・金陽会絵画展国立ハンセン病資料館2019年5月5日開催
  26. ^ 落書き思いっきり楽しむ 駿河区でワークショップ 児童・園児美術家講師に静岡新聞2019年8月15日閲覧
  27. ^ 性暴力なくすため 一人一人の切実な声を 20年刑法改正目指し東京でイベント毎日新聞2019年11月10日閲覧
  28. ^ クリスマスお絵かきイベント国立ハンセン病資料館2019年12月21日開催
  29. ^ たま広報東京都多摩市2020年1月1日閲覧
  30. ^ 広島テレビ広島テレビ2020年8月6日閲覧
  31. ^ Macの向こうから - 日本でつくるApple Japan2021年2月24日閲覧
  32. ^ たま広報1403号多摩市2021年6月5日閲覧
  33. ^ 「出会いと別れ」テーマの作品集 産経エクスプレス2015年9月23日閲覧

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