田中清太郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 田中清太郎の意味・解説 

田中清太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 23:07 UTC 版)

田中 清太郎(たなか せいたろう、1913年3月30日[1] - 2000年6月3日)は、日本英文学者翻訳家詩人俳人

略歴

東京生まれ。1936年東京帝国大学文学部英文学科卒業。

武蔵大学助教授、学習院大学助教授、1951年教授。1983年定年退職、名誉教授。1970年「D・H・ロレンス詩集」の翻訳により日本翻訳文化賞受賞。

専門はイギリス、特にディラン・トマス

俳人でもあり、日本の近代詩についての評論もある[2]

著書

  • 『明滅 詩集』(野ばら社) 1956
  • 『よい文章を書くために』(みすず書房) 1962
  • 『ディラン・トマス研究』(国文社) 1968
  • 金子光晴の詩を読む』(国文社) 1982
  • 『硝子絵 句集』(国文社、河原叢書) 1983
  • 『原初の町への旅 英詩十五篇を読む』(国文社) 1986

翻訳

  • 『グレイシイ・アレン殺人事件』(S・S・ヴァン・ダイン早川書房、世界探偵小説全集) 1957
  • 『イギリスの民話』(宝文館、中学生世界民話全集 イギリス編) 1958
  • 『詩集 静かなる中心』(スティーヴン・スペンダー工藤昭雄共訳、国文社、ピポー叢書) 1958
  • 『イギリス・アメリカむかしばなし集』(宝文館、少年少女世界むかしばなし全集) 1960 
  • 『D.H.ロレンス詩集』第1 - 2巻(国文社) 1960、1964
  • 『泣き笑い人生』(ショーロム・アレイヒエム筑摩書房、世界ユーモア文学全集8) 1961
  • 『盗まれた機密文書』(チャペック、筑摩書房、世界ユーモア文学全集11) 1961
  • 『ディラン・トマス全詩集』(ディラン・トマス羽矢謙一共訳、国文社) 1967
  • サルトル ロマン的合理主義者』(アイリス・マードック中岡洋共訳、国文社) 1968
  • 『魂の創造 ミドルトン・マリ評論集』(窪田鎮夫共訳、国文社) 1972
  • 『霊の生まれ変わり 七〇〇年前の記憶』(アーサー・ガーダム、佑学社) 1974
  • 『ディラン・トマス全集 1』(羽矢謙一共訳、国文社) 1975
  • 『甦る霊たち 七〇〇年後の生まれ変わり』(アーサー・ガーダム、佑学社) 1976
  • 『ラミジ艦長物語』3 - 4、13 - 14 (ダドリ・ポープ、至誠堂) 1980 - 1982
  • 『鮭サラーその生と死』(H・ウィリアムスン、至誠堂選書) 1981
  • 『ディラン・トマス全集 3 評論』(国文社) 1982
  • 『マーカム家の海の物語 2』(ジョン・ウィリアムズ、至誠堂) 1984

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ http://oukai.etc.gakushuin.ac.jp/obog/press/newspaper_158.htm#second



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「田中清太郎」の関連用語

田中清太郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



田中清太郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの田中清太郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS