生産量の増大に伴う屋根葺工事部門の新設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 06:02 UTC 版)
「北陸窯業」の記事における「生産量の増大に伴う屋根葺工事部門の新設」の解説
生産量の増加に伴い、拡販のため昭和23年、福井市の中心地に福井営業所を開設、屋根葺工事業を開始した。営業所の所在地は、現在の不意銀行本店の裏の辺りにあたる。北陸窯業のトンエル窯で焼成された釉薬瓦(色瓦)は他の角窯(複数段積)焼成と異なり、ひずみ等変形が少なく変色もないことから、耐寒性高級色瓦として重宝され県下の学校を初め、公共施設等屋根面積の大きいところは、供給量、工事施工能力からみて独占的に納入を行った。この年6月28日、福井地方はかつてない大地震にみまわれ福井市を中心に人、財ともに甚大な被害を受けた。北陸窯業の生産設備にも多大の被害があり、角窯1基とトンネル窯1基の撤去のやむなきにいたったが、新たに角窯4基を新設し、角窯6基による瓦製造を開始した。
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