生産試作車
生産準備段階において、量産化のための生産性を確認するために、量産設備を使用して製作される試作車のこと。前工程の開発段階では、開発の出来栄えを確認する開発試作車(設計・実験部門)がつくられたが、ここで検出され改良された設計品質が生産試作車に継承されると考えてよい。生産試作は通常1次、2次に分けて数か月にわたって行い、その後、先行量産、量産へと移行。極力量産設備を使用して、量産体制の問題点を検出、改善手段を講じるのが目的だが、初期の段階では量産設備が間に合わないとともあり、試作設備を使って行われることもある。
- 生産試作車のページへのリンク