生産クレイモデル
自動車の外板の3次曲面を生産するにあたって、決定されたデザインをデータ化するためにつくる、計測用の高精度なフルスケールの粘土製モデル。まず、開発の初期段階においてデザイナーのスケッチを読み取りデータ入力後、デザインCADでグラフィック上でのイメージ創成や修正が行われる。デザインが決定されると、データからNC加工によって生産用クレイモデルを製作。さらにデザイナーの手で、このモデルを細部にわたるまで修正を加え、最終的にトップの承認を得る。その後、3次元測定機によってクレイモデルの曲面をデータ化し、それをもとにCAD、CAMシステムなどを経て生産設備(金型など)に使われる。
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