生じ得る合併損傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/20 09:37 UTC 版)
「橈骨骨幹部骨折および尺骨骨幹部骨折」の記事における「生じ得る合併損傷」の解説
骨幹部が折れるほどの強い力がかかると、骨以外の組織も損傷している恐れがある。皮膚が破れて出血することがあり、そのキズが骨折部につながっていれば開放骨折と呼ばれる。その場合、骨折部に体外の細菌が進入する恐れがあるので、治療が格段に複雑になる。血管や神経が傷ついて、手の血流が低下したり麻痺が生じることがある。また、肘関節や手関節の脱臼を伴うことがある。そのうち尺骨骨幹部骨折に、橈骨の肘関節における脱臼が合併したものをモンテジア骨折と呼ぶ。
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