瓦町駅周辺地区市街地再開発事業
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「高松市の再開発」の記事における「瓦町駅周辺地区市街地再開発事業」の解説
高松空襲でも焼け残った十角堂がシンボルだった琴電瓦町駅にデパートを併設したコトデン瓦町ビルが建設され、1996年(平成8年)12月21日完成、そごうと琴電の合弁会社「コトデンそごう」が出店し、中心市街地活性化が望まれた。 だが、その後2000年8月にそごうグループが経営破綻したことがきっかけとなり2001年(平成13年)7月23日閉店。琴電も民事再生法適用というところまで経営が悪化した。 約2ヶ月後の9月1日、高松天満屋が後継テナントとして入居した。高松天満屋も2014年3月限りで閉店となったが、約1年半後の2015年10月23日に、専門店を集めた商業ビル「瓦町FLAG」としてリニューアルオープンし、商業施設として維持されることとなった。 現在でも駅前商店街などの衰退は目に余るが、中心部のビルとしての存在感や高層な建造物として目立ってはいる。 なお、栗林公園駅-高松築港駅間で琴電の高架化も計画されていたが、事業主体である県の財政悪化を理由に休止状態が続いた末、ついに2010年に計画は放棄された。
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