現存する氷床
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 14:20 UTC 版)
南極氷床 南極氷床は、地上で最も大きな氷塊であり、面積は1400万平方キロメートル、体積は3000万立方キロメートルである。地球表層の90 %ほどの淡水がこの氷床に固定されており、万が一融解すれば海水準は61.1メートル上昇するだろうと言われている。東南極氷床は陸塊の上に発達しているが、西南極氷床では底部は2500メートル海面下であり、氷床が無いものと仮定すれば西南極は海面下となる。これは氷の重みで地殻が沈んだものと言われている(スカンディナヴィアではかつてあった氷床が最終氷期の終焉期を境に消滅したため、その後は現在に至るも沈降した分だけ隆起し続けている)。 グリーンランド氷床 グリーンランド氷床(英語: Greenland ice sheet) は、グリーンランドの面積の82 %を占めている。もし融解すれば7.2メートル海面が上昇するであろうと言われている。
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