現在のアウシュヴィッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:24 UTC 版)
「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」の記事における「現在のアウシュヴィッツ」の解説
多くの要人が公式・非公式にかかわらずこの地を訪れている。一例として、1979年にはポーランド出身のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、2006年5月28日にはベネディクト16世が訪問している。ベネディクト16世は「この地で未曽有の大量殺戮があったことは、キリスト教徒として、ドイツ人教皇として耐え難いことだ」と述べた。2016年にはフランシスコが訪問し「惨劇の場では言葉は無用」と「死の壁」の前や「聖コルベの監獄」の中で黙祷した。年間を通じイスラエル人学生の修学旅行のルートになっている。日本からの訪問も増えており、多くても200人程度だった年間訪問者が近年は5,000人を超えた。なお、日本国内にはポーランド国立オシフィエンチム博物館から展示物を譲り受けた「アウシュヴィッツ平和博物館」が福島県白河市にある。
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