現代風俗研究会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 現代風俗研究会の意味・解説 

現代風俗研究会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/11 10:22 UTC 版)

現代風俗研究会
創立者 桑原武夫
団体種類 一般社団法人
設立 1988年
所在地 京都府京都市左京区吉田二本松町4
白亜荘28号室
北緯35度1分24.7秒 東経135度46分53.2秒 / 北緯35.023528度 東経135.781444度 / 35.023528; 135.781444座標: 北緯35度1分24.7秒 東経135度46分53.2秒 / 北緯35.023528度 東経135.781444度 / 35.023528; 135.781444
法人番号 9130005002482
主要人物 会長 井上章一
活動地域 日本
ウェブサイト http://genpoo.kir.jp/
テンプレートを表示

現代風俗研究会(げんだいふうぞくけんきゅうかい)は、京都を中心に活動をしている社団法人である[1]。通称は「現風研」と言う。1976年9月に桑原武夫を中心に学術界のみならず費学術界からも多くの発起人が集まり創設された。「現代における風俗現象について、従来とは違ったさまざまな角度から調査・研究を行い、社会を新しくとらえ直していく」ことを目的として学術活動を行っている[2]

概要

1976年9月に京都・法然院にて現代風俗研究会は創立された。発起人は、桑原武夫鶴見俊輔多田道太郎橋本峰雄井上俊井上忠司山本明ら名だたる知識人が名を連ねた。現代風俗研究会は「学問のテーマに貴賤はない」という姿勢を貫いている[3]。設立当時から現代風俗研究会にはいわゆる知識人だけでなく多くの市民や同好の士も多く所属している。そのためか、現代風俗研究会では、思いついたことを誰でも自由に議論することができる雰囲気があるという指摘もある[4]

当初は、年間テーマを決め、年4、5回の研究例会及び数回の分科会を持つ活動を行っていた。また、その成果は、年報『現代風俗』として毎年刊行されていた(現在は刊行されていない)。当初は任意団体として活動していたが、88年1月に社団法人化した[5]

歴代会長

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 一般社団法人現代風俗研究会 | 9130005002482 | gBizINFO”. info.gbiz.go.jp. 2022年10月11日閲覧。
  2. ^ 現代風俗研究会について”. genpoo.kir.jp. 2022年10月3日閲覧。
  3. ^ 「鶴見さんには、エラそうな学問に対する違和感があったんじゃないかな」 鶴見俊輔生誕100年 不良学者のまいた種(下)|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞” (日本語). 京都新聞. 2022年10月11日閲覧。
  4. ^ 隆, 佐竹 (2016). “第23回ドイツ発育研究会に参加して”. Anthropological Science (Japanese Series) 124 (1): 49–51. doi:10.1537/asj.124.49. https://www.jstage.jst.go.jp/article/asj/124/1/124_124.49/_article/-char/ja/. 
  5. ^ 石川弘義ほか 編 『大衆文化事典』弘文堂、1991年2月。ISBN 4-335-55046-4 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  現代風俗研究会のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「現代風俗研究会」の関連用語

現代風俗研究会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



現代風俗研究会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの現代風俗研究会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS