現代ファンタジーのエルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:04 UTC 版)
J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』は現代におけるエルフのイメージに影響を与えた。トールキンのファンタジー小説において、「エルフ」は妖精の総称ではなく、半神的な特徴を持つひとつの種族の名称である。『指輪物語』に登場するエルフは身体能力が高く、知識に富み、魔法を使う。人間ほどの背丈で、長く尖った耳をしている。トールキンは、ホビットの耳はエルフのように尖らせてほしいなどと手紙に書き、その意を汲んだイラストレーターらがエルフの耳を尖っているように描写した。 エルフは一般に、不死もしくは非常に長い寿命を持ち、事故に遭ったり殺害されたりしない限り、数百年から数千年生きるとされている。ただし、徐々に活力がなくなるなど、「枯れていく定め」にあることは確かなようだ。
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