現代フリギア旋法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 17:09 UTC 版)
現代西欧音楽(18世紀以降)において、フリギア旋法はエオリア旋法とも呼ばれる現代自然的短音階に関連する。フリギア音階とエオリア音階との違いは、前者の後者より半音低い第ii音度である。 以下に示すのは、Eから始まるフリギア旋法(Eフリギア旋法)であり、調性音楽の音度に対応して現代長旋法や自然的短旋法を変形してフリギア旋法を作れることを示している。 Eフリギア旋法: E F G A B C D E長調: 1 ♭2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7 1短調: 1 ♭2 3 4 5 6 7 1 このようにフリギア旋法は根音、短二度、短三度、完全四度、完全五度、短六度、短七度、オクターブからなる。 半音、全音、全音、全音、半音、全音、全音というパターンでも書ける。
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