現代の番勝負
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 08:49 UTC 版)
現在の番勝負では勝負をつける必要があるため、奇数番の勝負が普通である。 三番勝負であれば先に2勝した方が、五番勝負であれば先に3勝した方が、七番勝負であれば先に4勝した方が勝ちとなる。 現代では勝敗が決した段階で残りの対局はキャンセルされるのが一般的だが、過去には将棋の王将戦における「指し込み制」のように、必ず決まった対局数まで対局を行う例もあった。なおキャンセルされた対局について、会場となる施設へのキャンセル料等の支払いは原則として行わないが、代わりに翌年の同棋戦で前半の対局を割り振るなどの配慮は行われるという。また前夜祭等のイベントについては、内容を「(タイトル保持者)を囲む会」などに変更して行われることもある。 囲碁の七大タイトル戦、将棋の全8タイトル戦は、すべて、タイトル保持者と挑戦者1名との番勝負で優勝者を決める。
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