玉津橋とは? わかりやすく解説

玉津橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:17 UTC 版)

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玉津橋
基本情報
日本
所在地 大阪市
交差物件 平野川
建設 1986年
構造諸元
形式 鋼床版桁橋
全長 16m
13.4m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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玉津橋(たまつばし)は、大阪市平野川に架かる道路東成区の旧暗越奈良街道の道筋に架かっている。土木学会浪速の名橋50選に選定されている。

歴史・概要

1735年享保二十年)の摂津史に橋の名が記されていることから、江戸時代初期には既に架けられていたとされる。「玉津」とは、玉造の港という意味で、付近に船着場があったことが名称の由来であるといわれている。江戸時代には平野川、猫間川の水運が盛んで、周辺は街道と交わる交通の要所として賑わっていた。

大正時代の頃の橋の構造は、橋板に丸太を並べてその上に粘土を敷き詰めた土橋で、鉄製の欄干が配置されていた。1968年(昭和43年)に架け替えられた際には橋の構造高を低くするためにプレビーム桁が日本で初めて採用された。

現在の橋は1986年(昭和61年)に架け替えられたもので、「増修改正摂州大坂地図」を銅板にエッチング複写した6枚のパネルが欄干に取り付けられ、歩道部には石畳風の敷石が敷かれている。

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