狐山古墳_(加賀市)とは? わかりやすく解説

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狐山古墳 (加賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 01:38 UTC 版)

狐山古墳

後円部墳頂
所在地 石川県加賀市二子塚町
位置 北緯36度18分29.5秒 東経136度22分46.8秒 / 北緯36.308194度 東経136.379667度 / 36.308194; 136.379667座標: 北緯36度18分29.5秒 東経136度22分46.8秒 / 北緯36.308194度 東経136.379667度 / 36.308194; 136.379667
形状 前方後円墳
規模 墳丘長55.8m
築造時期 5世紀後半
史跡 国の史跡「狐山古墳」[1]
地図
狐山古墳
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狐山古墳(きつねやまこふん)は、石川県加賀市二子塚町にある古墳。形状は前方後円墳。国の史跡に指定されている[1]

概要

  • 全長55.8メートル[2]
  • 前方部幅26.5メートル、高さ5.1メートル
  • 後円部径26.5メートル、高さ6.5メートル

前方部を西に向ける。葺石が施され、埴輪が検出されている。幅10メートル前後の周溝が巡る。築造年代は5世紀後半と推定される[2]

1932年(昭和7年)、土取り工事によって後円部から長さ2.7メートルの凝灰岩箱形石棺が発見され、棺内からは壮年男子の遺骨とともに、神獣鏡や銀製帯金具、玉類、短甲衝角付冑直刀鉄鏃など大量の副葬品が出土した[2][3]。また、1973年-74年(昭和48-49年)に石川県や加賀市が実施した発掘調査で、同古墳の周辺に36基以上の古墳が分布することが確認された[3]

現在後円部は覆い屋で保護され、出土遺物の一部も併設された収蔵庫に保存されている。

文化財

国の史跡

  • 狐山古墳 - 1932年(昭和7年)4月19日指定[4]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 石川県教育委員会文化財課 (2010年9月21日). “法皇山横穴古墳・狐山古墳”. 石川県. 2021年11月10日閲覧。
  2. ^ a b c 「日本古墳大辞典」188頁
  3. ^ a b 狐山古墳 石川県埋蔵文化財センター
  4. ^ 狐山古墳 - 国指定文化財等データベース(文化庁

関連項目

外部リンク




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