片側暫定方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:45 UTC 版)
通常の暫定2車線はこの形式である。片側(下り線または上り線)のみを建設して、完成後は2車線対面通行として供用する。4車線へ拡幅する場合は、改めて片側(上り線または下り線)を建設する。 橋・トンネル・高架橋をあらかじめ4車線分作っておく必要がなく、4車線分が用地取得できなくても2車線分が用地取得できれば着工可能なため、はじめから4車線で供用する場合に比べて工期や工費の削減効果が期待できる。また、将来的に4車線にする場合でも既存区間の大規模な改修工事を余儀なくされることは少ない。そのため、地方における高速道路の大半で用いられている。 4車線移行の過渡期には、一期線・二期線それぞれを片側ずつ供用しながら一期線の改修を実施するが、拡幅対象区間の一部または全線で二期線での対面通行を実施した区間も存在する。
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